導入システム『BTrex 連結会計』
「おいしさ、しあわせ創造企業」を企業理念に掲げ、120を超える国と地域に、4万店以上のチェーン店を展開する世界最大級の外食グループの一員として飛躍しつづける日本KFCホールディングス様に訪問し、BTrex連結会計の導入の経緯について聞かせていただきました。
ビジネストラスト:
その中でBTrex連結会計に決めた経緯、理由を教えてください。
ご担当者様:
複数の連結会計システムを検討いたしましたが、BTrex連結会計のデモンストレーションの場で、『TOP画面にフローチャートを作成し、作業フローを構築可能』との説明を受けた際に、フローチャートを利用した連結財務諸表作成作業の自動化により専門知識がないメンバーでも連結財務諸表が作成可能な体制を確立できると考えました。
そして自動化の仕組み作りに関しても、会社が独自で担うのではなく、専任コンサルタントによる手厚いサポートを受けながら一体となって作成していくという御社のユーザーサポート体制にも魅力を感じました。導入に要するコストと効果を勘案した結果、弊社に最も適した連結会計システムとしてBTrex連結会計を選択致しました。
ビジネストラスト:
以前の作業内容についての問題点についてお聞かせください。
ご担当者様:
連結財務諸表作成作業に関しては、専門知識を有するメンバーがExcel等を利用して手作業で担当していた為、業務が属人化しておりました。また当該メンバーが他の重要な決算作業も兼任していた為、特定のメンバーへの業務集中や決算スケジュールの硬直化等の問題を抱えておりました。
実際の連結財務諸表作成作業においても、グループ会社の個別財務諸表の合算、グループ間取引の照合に関しては、Excel等を利用した手作業であった為、一つの数値が変更しただけで関連する数か所を変更する必要がありましたし、連結修正仕訳の作成も自動化できていなかった為、専門知識を有するメンバーが作成していました。
またExcelを利用している以上、数式の検証等のメンテナンス作業は避けられず、それなりの工数を要しておりました。子会社担当者の基礎資料作成、親会社連結担当者の集計作業等、全体としてかなりの時間を費やしておりました。
ビジネストラスト:
本稼働後の現状についてお聞かせください。
ご担当者様:
専任コンサルタントには、徹底的な自動化の為の仕組み作りに関して、こちらの要望に応える為に努力頂いたことを非常に感謝しております。なかでも、グループ各社の個別財務諸表やグループ間取引照合の基礎データを、一括して自動的にインポートする仕組みを一緒に考えて頂いたことにより、親会社側の取りまとめ業務や、子会社側の報告業務において大幅な業務工数の削減を達成することができました。
フローチャートのボタンを順に押していけば、必要な連結修正仕訳が自動的に作成できるような設計をしていただいた為、連結財務諸表作成にあたり専門的知識が必要な作業が大幅に軽減されました。各種マスタメンテナンス等による作業負荷も問題なく、月次連結決算報告をスムーズに実施できる体制が確立できました。
ビジネストラスト:
今後の取り組みについてお聞かせください。
ご担当者様:
連結財務諸表作成業務のローテーションにより、メンバーのレベルアップや業務平準化をさらに図っていきたいと考えております。また、将来的に子会社が増えるようなことがあれば、子会社担当者にシステムを開放し直接入力させる等、弊社グループがいまだ利用していないBTrex連結会計の機能を活用してみたいと考えております。
ビジネストラスト:
本日はありがとうございました。