親会社の子会社に対する投資(子会社株式)とこれに対応する子会社の資本の勘定は、これを相殺消去する必要があるが、このとき投資と資本が同額になっているとは限らず、親会社が子会社株式を子会社の資本よりも高い価額で取得したり、逆に低い価額で取得することもあり得る。
高い価額で取得する場合は、一般的には取得した企業について将来的に超過収益力を見込んで、その対価として高い価額を払ったものと考えられる。
そこで、上記のような差額が生じた場合に、「のれん」として処理し、20年以内の効果が持続すると判断した期間で償却する。
…… (のれん償却額)XX (のれん)XX