イールド・カーブとは、縦軸を金利・横軸を時間としたグラフに描いた利回り曲線のことで、通常の経済情勢では右肩上がりをしている。
現代の企業会計においては退職給付債務の計算や償却原価の当初計算、更には金融商品の時価注記など、様々なところでDCF法が使用されている。
その割引計算で使用する金利としてイールド・カーブまたは単一金利(時間軸をもたない金利)を使用します。
イールド・カーブが対象とする金利は、Libor・Tibor・国債など様々ですが、金融工学上の評価計算では一般に、一年以内にLibor・一年超にSWAP金利を使用します。